マクドナルドがポケモン誕生30周年を記念し、新たなハッピーセットのコレクションを公開しました。
11月10日に米国で販売が始まる今回のコラボレーションは、ポケモンカードゲーム(TCG)のカード15種とキャラクターのおもちゃ15種で構成され、2027年2月までに世界75カ国で順次展開される予定です。

米国では今回のキャンペーンで、ハッピーセットを1つ購入すると、ランダムに選ばれたポケモンカード2枚とおもちゃ1個が付いてきます。カード全15種のうち7種はホログラム仕様。おもちゃは従来のハッピーセットの箱を小さくし、ポケモンの顔や特徴を取り入れたミニチュアデザインです。
ピカチュウやイーブイ、ブラッキー、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ、アチャモなど、さまざまな世代のポケモンをモチーフにしたおもちゃは、キーホルダーやバッグチャームとして使えます。実際に食品を入れるハッピーセットの箱にも、ピカチュウ、ブラッキー、アチャモをテーマにしたデザインがそれぞれ採用され、パッケージ自体にもコレクション性を加えています。
















付属するポケモンカードには、ピカチュウ、イーブイ、カビゴン、ルカリオ、ミミッキュ、ジラーチなど、全15種が含まれています。
既存のポケモンカードのイラストを使用しつつ、マクドナルドのキャンペーン専用番号とホログラム仕様を採用。カードはランダムに提供されるため、目当てのカードを手に入れたり、全種類をそろえたりしたいコレクターの関心が続くとみられます。















マクドナルドとポケモンのカードをめぐるコラボレーションが高い関心を集めたのは、今回が初めてではありません。
2021年には米国で、ポケモン誕生25周年を記念して4枚入りの特別なカードパックがハッピーセットに付属しました。ピカチュウと歴代シリーズの最初に選べるポケモン24種を、それぞれ通常カードとホログラムカードにし、計50バージョンを展開しました。

当時、限定カードを集めるための大量購入が相次ぎ、米国の一部店舗では品切れが発生しました。外食業界の専門メディア「Restaurant Business」は、ハッピーセットに付属するポケモンカードパック10個を最高100ドルで売ろうとする出品や、カード入りの商品を箱単位で1,000ドル超で売ろうとする事例があったと報じています。
こうした動きは2025年8月、日本でさらに大きな社会的騒動につながりました。当時、日本のマクドナルドはポケモンのおもちゃが付いたハッピーセットを8月8日から販売し、9日から11日までの3日間、特別なイラストのピカチュウカード1枚とランダムなポケモンカード1枚を追加で配布する予定でした。しかし、初日から購入者が殺到し、複数の店舗で用意していたカードがなくなりました。

当時配布されたピカチュウカードには、ハンバーガーやフライドポテトなど、マクドナルドのメニューを見つめるピカチュウが描かれていました。通常のカードパックでは手に入らない限定イラストのため、既存のポケモンカード収集家にとっても新たな収集対象となり、配布期間の短さと高い収集需要が重なって、カード専門店の買取価格にも影響を与えました。
日本のITmedia NEWSが2025年8月15日に報じたところによると、当時ハッピーセットは510円から購入できましたが、一部のカード専門店はピカチュウカード1枚を1,500円で、ピカチュウカードとランダムカードが入った未開封パックを2,000円で買い取ると告知しました。

ハッピーセットの最低販売価格と比べると、ピカチュウカード1枚の提示買取価格は約2.9倍、未開封のカードパックは約3.9倍に相当します。510円でハッピーセットを購入し、付属のカードパックを2,000円で売却できると仮定すれば、購入費用を差し引いて1,490円が残る計算でした。
このように、鑑定済みカードの買い取り価格がハッピーセット自体の販売価格を上回り、カードを自分で集めたい消費者だけでなく、転売目的の購入者も集まる状況となりました。決まった期間にしか手に入らないという希少性に転売の可能性も加わり、一部の購入者にとってハッピーセットは食事の商品ではなく、限定カードを確保するための手段と捉えられるようになったのです。

実際、キャンペーン初日から日本各地の店舗には長い行列ができました。1人当たり最大5セットという購入制限が案内されたにもかかわらず、繰り返し購入したり大量に注文したりする人が相次ぎ、一般の客が商品を手に入れにくい状況も生じました。
特に、一部の購入者がカードだけを手に入れ、食べ物はそのまま捨てる事例まで確認され、議論はさらに広がりました。
手つかずのハンバーガーやフライドポテト、包装紙などが店舗の内外に放置された写真がSNSや現地メディアを通じて広まり、日本マクドナルドは最終的に8月11日に公式の謝罪文を発表し、自社の準備と対応が十分ではなかったことを認めました。

カードの買い取り価格、販売価格、鑑定済みカードの取引価格はそれぞれ異なる基準で決まるため、直接比較するのは難しく、発売直後の高値が長期にわたって維持される保証もありません。それでも、ハッピーセットに含まれる限定カードが収集や転売の対象となり、場合によっては食事の価格を上回る金額で評価されることが、今回の事例から分かります。

マクドナルドが公開した公式資料によると、2026年11月には米国、カナダ、オーストラリア、フランス、スペインなど7カ国で実施されます。12月には香港、シンガポール、マレーシア、ドイツなどを含む43カ国に拡大し、2027年1月にはブラジル、メキシコ、タイ、フィリピンなど23カ国を経て、2月には英国とアイルランドで実施される予定です。

韓国での販売の有無や価格、発売日程もまだ発表されていません。また、国や地域によって、実際に提供されるカードやおもちゃの内容が一部異なる可能性もあるとのことです。来店前に、今後追加される情報を確認しておくとよさそうです。
韓国や日本など一部地域での発売については、まだ情報が伝えられていません。ただ、今後、別途販売日程が発表される可能性も否定できないため、韓国でも今回のポケモンのハッピーセットを手に入れられるかどうか、もう少し待ってみてもよさそうです。














